UBC RecycleUBCリサイクル活動
グループのリサイクル活動
アルミ缶はリサイクル性に優れた、地球環境にやさしい容器です。
使用済み飲料用アルミ缶(Used Beverage Can =UBC)は何度でも同じアルミ缶に生まれ変わり、
このシステム をCAN to CAN と呼びます。
そしてUBC から作られるリサイクル材は、新地金の約 3%のエネルギーで製造でき、
GHG排出の抑制、地球温暖化防止に役立っています。
アルテミラグループのリサイクル活動における取組
- 業界に先駆け1970年代からアルミ缶リサイクルを開始
- 2001年にはUBC回収から缶材、アルミ缶製造までを通して行うUBC一貫処理システムを構築
- 2022年に循環型モデル機能を生かしたユニークな企業グループを組成
アルテミラ株式会社、アルテミラ製缶株式会社
アルテミラ・テクノソリューションズ株式会社、
株式会社昭和アルミ缶リサイクリングセンター
MAアルミニウム株式会社
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環境配慮型アルミカップ
近年、海洋プラスチック問題を背景にプラスチック製使い捨てカップの代替容器に関心が高まっております。こうした中、アルテミラグループは使い捨てカップの代わりになるアルミカップを開発しました。
当グループが開発した「Green AL CUP®」*1は世界初の100%リサイクル材*2を用いたアルミカップです。リサイクル材活用により、採掘・製錬加工時のエネルギー使用を回避し、GHG排出量を大幅に削減することができます。同時に、新たな資源の採掘も回避します。
使用後は、当グループの回収から缶材・アルミ缶製造までの「UBC一貫処理システム」を通して、再びアルミカップやアルミ缶として生まれ変わります。2021年から生産を開始し、順次生産拡大を目指しております。
当グループは、リサイクル材から作るアルミカップをはじめ、これからも様々な製品や取り組みを通じて、循環型社会の形成に貢献して参ります。
アルミカップの採用実績
- バスケットボールBリーグ「B2 PLAYOFFS 2021-22」ファイティングイーグルス名古屋ホームゲーム(写真1)
- 平和チャリティーイベント「Japanet presents 稲佐山平和祈念音楽祭2022 -長崎から世界へ-」(写真2)
*1:Green AL CUP® は、アルテミラ製缶株式会社の登録商標です。
*2:使用済み飲料用アルミカップ・アルミ缶と、缶材及びアルミ缶製造時に発生するスクラップで構成される材料(成分調整分を除く)。
自主回収の取組
アルテミラグループは業界に先駆けアルミ缶リサイクルに取り組み、現在もそのリサイクルの精神と活動は受け継がれ、2022年のグループ内自主回収量は27,791kg、参加社員2,648名に対し一人当たり平均10.5kgを回収しました。更に各事業場所では、地域から出るUBCの回収や地域の清掃活動に参加し、リサイクルの啓発活動を続けています。このような活動により回収されたアルミ缶は、当グループで一貫処理され、再びアルミ缶として再生されます。今後もアルテミラグループでは、循環型社会への実現に向けた責任を果たすため、アルミ缶の回収活動を進めていきます。
回収場所 | 回収量 | 参加人数 | 一人当たり回収量 | 一人当たり回収缶数 | |
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2022年実績 | 10ヶ所 | 27,791kg | 2,648人 | 10.5kg | 約650缶 |
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リサイクル材活用の推進
アルテミラグループでは、GHG削減のため製缶に使用するアルミ地金のリサイクル材使用率向上を推進しています。
2013年 | 2022年 |
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67% | 74% |
アルテミラ製缶における、アルミ地金使用量に対するリサイクル材の使用率