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アルテミラグループのアルテミラ株式会社（本社:東京都文京区 以下、アルテミラ）とMA アルミニウム株式会社（本社:静岡県裾野市 以下、MA アルミ）は、持続可能な社会の実現を目指し、100%のリサイクル材（注１）を用いた「リサイクルアルミボトル（以下、リサイクルボトル）」を開発いたしました。アルミボトルに必要な開栓性や密封性などの機能は従来のまま、これまでのアルミ新地金を使用したアルミボトルに比べ、CO₂排出量を約25%削減する効果（アルテミラ調べ）が見込まれ、これまで以上に環境負荷が少ない容器となります。この度、このリサイクルボトルを用いて、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と協働で、アルミボトルの水平リサイクル「Can to Can」を継続的に実現させる、国内初のリサイクルシステムを確立いたしました。

アルテミラグループは、使用済み飲料用アルミ缶（Used Beverage Can、以下UBC）の回収事業を1975年からスタートし、再生地金の製造から製缶までを一貫して行う独自のリサイクルシステムを2001年から構築しております。本年12月より、コカ･コーラ ボトラーズジャパン株式会社が回収したUBCをアルテミラに供給頂き、アルテミラグループが構築しているリサイクルシステムを用いて、MA アルミにリサイクルボトルの原料として支給されます。MA アルミは、この原料を用いて100％リサイクルボトルの材料となるアルミコイルへと再生してアルテミラに供給し、アルテミラで製造されたリサイクルボトルは、コカ･コーラ ボトラーズジャパン株式会社に供給されます。

アルテミラでは、まずは400mlアルミボトルを採用頂いている「ジョージア香るブラック400ml」、「ジョージア香る微糖370ml」、「ボナクア（軟水）400ml」 の計3品種を対象として、リサイクルボトルの供給を開始しています。また、アルテミラグループでは、アルミキャップと300mlアルミボトルに100％リサイクル材を適用する開発を行っており、世界初の「オールリサイクルボトル」を実現させる事で、更なる環境負荷低減を目指して鋭意準備を進めています。

「アルミの技術で夢のある未来を」というアルテミラグループのパーパスに基づき、今後も「Can to Can」の拡大に向けて、グループ一丸となって、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※注１…UBC、コイル及びアルミ缶製造時に発生するスクラップで構成される材料（成分調整分を除く）。

（ご参考） アルテミラグループ 水平リサイクルシステムのご紹介

※新菱アルミテクノは2023 年1月に「アルテミラ・テクノソリューションズ株式会社」に改名予定です。

【本件に関するお問合わせ先】
アルテミラ株式会社 人事・総務部 TEL: 03-3830-6130
MA アルミニウム株式会社 管理部 TEL:055-992-1211

以上